戸建てかマンションか

マンションを購入するのか、一戸建てを購入するのか?
マンションのメリット
共用部が充実しているマンションもある。プールやジムのように一戸建てでは実現できないような施設を利用できるマンションがたくさんあります。これもマンションのメリットです。また、建物のメンテナンスを管理会社が計画的にやってくれます。もちろん管理費や修繕積立金という形で毎月、管理組合にお金を払いはしますが、いつ、どのような修繕をするべきなのかしっかり提案をしてもらえます。
マンションのデメリット
集合住宅であるため、当然ではあるが管理規約というルールが存在します。また、各住戸がつながっているため、騒音問題も気にしながら生活しなければいけません。管理組合の理事会がマンションの管理を取りまとめておこなうわけですが、当然住人の誰かが理事会の役員となってマンションの管理について話し合わなければいけません。何かルールを変更するにも、マンション住人の合意がなければ変更することができません。そういったところに煩わしさを感じられる方にとってはデメリットだと思います。
一戸建てのメリット
極端な話ですが、建築基準法などの法律さえ守っていればどんなリフォームもすることができます。またマンションのような管理費や修繕積立金のようなものも必要ありません。近隣の方への配慮はもちろん必要ですが、建物としてつながっている訳ではないので少々の騒音は気にしなくてもいいかもしれません。駐車場があれば駐車場代も必要ありません。
一戸建てのデメリット
好立地だと、マンションよりも高くなる可能性があります。メリットとして管理費や修繕積立金がかからないと書きましたが、当然木造建築は経年劣化していきます。定期的にしっかりとメンテナンスをしてやらなければいけません。そのための資金も自分で蓄えていかなければいけません。お金の面だけでなく、見落としがちなのが、修繕のタイミングや内容適正価格の相談が可能な人がいないということです。マンションであれば管理会社が建物の修繕についてはプロとしてアドバイスをくれますし、室内の不具合についても、管理会社に相談すれば(もっと言えば管理人さん)業者さんを紹介してくれたりもします。 一戸建ての場合は、そういったことがないため自分で管理、メンテナンスをするという意識を持っておかなければ、家はすぐに朽ちてしまいます。 シロアリがでたり、雨漏りしたりしてからでは遅いのです。